生涯教育制度について

基本理念

協会設立の基本的理念は、「視能訓練士の学術技能の研鑽並びに人格資質の陶冶に努め、視能矯正学の発展を促進し、もって国民医療の普及・向上を図り、健康の維持発展に寄与すること」にある。 今日の高度医療社会において、ここに掲げる目的を遂行するためには、視能訓練士自身が自己研鑽・自己啓発に努め、多様化する社会的ニーズや医療を取り巻く環境の変化に対応し、社会に貢献できる専門職として学習し続けなければならない。 そこで協会は会員の意識を高めて、専門職として国民生活の質的向上に寄与できる知識や技術の向上を図り、個々の視能訓練士が輝きながら生き残っていく力をつけるための生涯教育制度を構築する。

目的

1)豊かな人間性の涵養をはかり、信頼され尊敬される医療人を育成する。 2)生涯学習への意識を高揚し持続させる。 3)国民が良好な視能を享受するために寄与し、そのために必要な援助が行える医療専門職を目指すため、専門知識と理論に基づいた技術を磨き向上させる。 4)専門性を追求し専門分野に対するより一層の知識を高めることで、医療・医学の進歩に寄与し、また高い倫理性をもって社会に貢献する。 5)次世代を担う人材を発掘し、その育成を行う。

教育システムの概要

3段階制

協会が行う生涯教育制度は3段階の教育過程すなわち 「新人教育プログラム」・「基礎教育プログラム」・「専門教育プログラム」で構成されます。
新人教育プログラム

国家試験に合格し、有資格者として臨床実践を行いながら、卒前に習得した知識・技術を臨床の場で生かし、応用習熟する力を養う学習と、視能管理の専門職業人としての職業倫理および基礎的な知識・技術を学習する。

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基礎教育プログラム

視能訓練士として基礎的な知識・技術を一定水準に維持すること。それに加え、自己研鎖を促して、基礎専門分野、専門分野についてより高い知識・技術の学習を行う。さらに保健・医療・福祉(介護を含む)といった領域を包括し、医療人として対応できるような幅広い学習を行う。

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専門教育プログラム

専門分野での高度な知識と技術に加え、選択した専門領域の研究に必要な知識を習得し、各専門領域における教育・臨床・研究を通して、将来のリーダーを育成する。

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認定授与

プログラム修了、単位取得等の一定条件を満たすと認定を受けることができます。5年毎に更新が必要です。
認定視能訓練士

国民の健康の向上や維持に貢献できる知識と技術を習得し続け、安心できる医療を提供する視能訓練士

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認定専任教員

次世代を担う優れた視能訓練士を教育するための学生教育に直接携わる視能訓練士

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専門視能訓練士

専門領域での高度な知識と技術および、豊かな人間性を備え、専門職として臨床、研究および教育の場で原動力となり得る、将来のリーダーとしての活躍を期待される視能訓練士

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